アル厨の在宅ワークと育児の記録

外資系企業サラリーマンの在宅ワーク期間中の備忘録(たまにNTRにハマる友人について触れるのでエロく乱れます)

5月24日(日) 快晴

 緊急事態宣言が解除されるということで、週末を待たずして近隣のショッピングモールも着々と時短はあれど元通りに近い形での営業を再開していた。ただ売り場のあらゆるところに消毒液が設置されていて、元通りに近いとは言え何処か物々しさを残していた。

 

 このところ自宅から出ることの減った生活が続くこともあり、何てことない日常にも気晴らしをと良い香りに目が無い。たまたま今使っているシャンプー後のコンディショナーがレモングラスの香りで気に入っており、何なら仕事をする部屋にも何かうってつけのものは無いかと探していたところ、緊急事態宣言前に訪れたAesopで試した香水の香りに胸を打たれていた。Tacitという香りが良く売れていると紹介されるも、気に入ったのはHwylというスモーキーというのか緑を想わせる香りだった。
 帰りの車内でも手首をずっと嗅ぎ続けていたくらいに香りも長持ちするので、これは買いだなと1人でテンションが上がっていたら誕生日に妻が買ってくれると言った。
 もっとも香りが長持ちするのはオードパルファムと濃度によるものなのだが、多少価格が張ってもそれであれば納得だと言ったところだ。

 最寄りのAesopも営業を再開していたが、出入り口が制限されていて列を成している。集団を受け入れる体制にはなっておらず、家族連れでさえ一人ずつの入店と全店で徹底しているのだと言う。
 幸いお目当ては決まっていたので用件を伝えると、列に並んだ状態でフレグランスの全ラインナップの香りを試させてくれた。
 Hwylを試してやはりこれだと思いはしたが、やはりTacitが一番売れているのだと聞かされると何を思ったかとっさにTacitの購入に切り替えていた。
 元々の想定に反してではあるが、これはこれで良い。ただミディアムノート以降の香りの残り方がHwylに比べて強くない。自宅にいながら香りを持続させようと日に何度も吹き掛けてしまいそうだ。
 消費が早くなれば次は自分でHwylを買おう。いや、この際全ラインナップを制覇しても良いのかも知れない。

 

 緊急事態宣言中徹底して臨時休業を貫いていた通い詰めたラーメン屋も営業を再開していた。妻がそこの激辛ラーメンが好きで営業を再開したと知って連れて行ってやろうと考えたが、考えたら上の子がそこのメニューを余り好まない。であればと、土曜日は前の週に連れて行った上の子が好きなうどん屋へ行き、うどん屋の定休日である日曜日にそのラーメン屋へ久々に行ってはどうかと打診すると皆が週末の外食のプランに納得した。


 ショッピングモールの消毒液のくだりもそうだが、ラーメン屋もテイクアウトのメニューが新たに加わっていた。であればと、僕も妻も新メニューをオーダーしたのだが、これはこれで非常に美味しいのだがやはりこの店に来たらいつものやつでないとと、妻も僕も合点しながら指先を消毒して店を出た。
 我々は咄嗟の判断でついつい予め想定していたこととは異なる判断をしてしまいがちであるが、国内の自粛モードもこれはこれで上手くいったと言えるのではとも思えた。