アル厨の在宅ワークと育児の記録

外資系企業サラリーマンの在宅ワーク期間中の備忘録(たまにNTRにハマる友人について触れるのでエロく乱れます)

7月5日(日) 曇りのち晴れ

 この所他チームとの調整事やクライアントとの決め事に対する立ち回りで日中帯はほぼミーティングに費やしている状況で、それら決定事項をプレゼン向けのスライドに起こすしたり既存の文書に反映させる時間を取るのが難しい。
 Outlook上のスケジュールは所謂テトリスの如く様々なミーティング参加依頼で重なり、その中から何処にいなくてはならないかの判断してはそれらへ参加に顔を出す。
幸いウチの会社のカルチャーなのか、時間を取りさえすればそれなりにサクサクと物事が決まって行くため話は前に進むのだが、たまにクライアントが何も解を持たないまま、ファシリテーションする場だと不毛な時間を費やすこともある。
 意外にも長時間に及んだ先週のクライアントへの週次の報告会の日の午後、流石にこれ以上紙書きをスタックさせてはと、チーム内の別のマネージャに午後の都合はどうかと声を掛けたのだが、「今小学校の行事の手伝いに来ているんだよねw」と返ってきたため、思い切り突っ込んでやろうかと思ったのだが、「了解です」と何事も無いように取り繕いながら、何と返すのがこの場では正解だったのかと他のチームメンバーと己の頓智の無さを悔いた。
 次週以降は少し各々のタスクの進捗を細かく見ることにしつつ、スタックさせている紙書きをいくつか先延ばしにした。

 リビングで妻が発狂しているので駆けつけたところ、カリモクオットマンの上で正座をしてエアコンのリモコンを指先に携えている0歳児の姿が視界に入り、ますます目が離せない。この高さをどのようによじ登ったのか考察するものの、どう捉えても胸の高さ程はあり腑に落ちない。

 平日に迎えた上の子の誕生日にと、週末の昼を利用して海辺のモールの中にある焼肉屋でランチを取った。上の子は以前クリスマスに利用したバイキングのお店に行きたがったが、ここもコロナ禍の煽りを受けてか広々としたフロアのテーブルの大半が椅子を逆さにしてテーブルに置かれた状態で、客足も遠のいているようだった。
 海鮮盛りの海老は頭付きで出され、いつもは大好きな海老の海老味噌の味が子供には少し早いようだったが、盛岡風冷麺やロースやカルビを美味しそうに食べ、食後のパイナップルがくり抜かれたような恰好のシャーベットにも満足気だった。
大人もこういった日くらいはと、きめ細かにサシが入った特上の和牛をオーダーしたが、以前はいくらでも食べることが出来たカルビやロースも脂が多いと胃に閊えるは歳のせいなのかも知れない。

 その日の夕食後、タブレットで子供の学習を見ていると国語では既に漢字を書いていた。学校ではまだ五十音をひらがなで書き出す練習をしているようだったが、ゲーム感覚で学習が進められるタブレットも案外悪くない。
「うえ」という字に「下」を書きそうになったり、おうさまの「王」の字は「玉」の一つ上の部分に点を置こうとするなど、色々と間違いはするものの何処となくこれまでの学習から目にしたことを記憶している感はうかがえたので、毎日こうした時間を取って正しい方向に導くことが出来れば無理無く学習は捗ると思えた。
 これも在宅で仕事が出来ることによる恩恵なのであるが、実家とLINEのビデオ通話をした際にたまたま帰省していた叔母に彼是4カ月近くオフィスへ行っていないし、今年いっぱいどころか来年も家で仕事をしているように思うと伝えたところ「アンタは良くても奥さんが大変じゃない」と突っ込まれ、確かにそうかも知れないと感じた。
 子供が登校を制約されていた時からの名残りで、普段はオフィス界隈で簡単に済ませる昼食の仕度も妻任せではあったわけで、正午時のミーティングの時間を意識させたり気を使わせてしまうくらいなら自分の事くらいは自分で熟す方が負担は軽くなるのだとは思う。やれることは直ぐにでも実践しよう。